防水工事

防水性を確保する塗装工事ですが、ベランダやバルコニー、屋上など、雨水が溜まりやすい箇所には防水工事が必要です。

通常そのような場所には新築段階から防水工事がなされていますが、劣化により防水塗膜がその効果を発揮していない状態だと、雨水は建物内部に浸入しやすくなります。
定期的な防水工事で建物の劣化を防ぎ、建物をより強固なものにしましょう。

ご家庭のベランダやバルコニーを見た時、塗膜にひび割れや色あせなどの症状がある場合は、防水機能が低下している証拠。
放っておいても機能が回復することはありませんので、防水工事をご検討ください。

ウレタン防水について

○特徴
現在国内で行われている防水工事の半数近くを占めているウレタン防水。
工事における施工の容易さや施工性・防水機能の信頼性が高いため、広く普及しています。
また軽量なため建物への負担も少なく、繋ぎ目のない美しい塗膜を形成するのも特徴です。

○工法
『密着工法』と『通気緩衝工法』の二種類
下地の種類や状態に合わせて工法を選びますので、まずはお客様のご要望・施工箇所をお聞かせください。

・コスト重視の方
密着工法がオススメ。約1~5年ほど、防水機能を維持させることが可能。

・耐久性重視の方
通気緩衝工法がオススメ。約10~15年ほど、耐久性のある防水層を保つことが可能。

シーリング工事について

防水工事の1つにシーリング工事があります。
シーリングとは外壁材同士のつなぎ目や窓のサッシにあるゴム状のパッキンのこと。
弾力性に富んだ素材のため、建物にかかる衝撃を吸収したり、建物内部への雨水の浸入を防ぐ役割を担っています。

もちろんこのシーリングも経年で劣化してしまうため、定期的な打ち替え工事や増し打ち工事が必要不可欠。
ヒビが入ってしまったり、やせ細って隙間が空いていると、雨水の浸入経路となってしまうのでご注意ください。

▼シーリングにこんな症状があれば要注意
□ひび割れ、切れ目
□剥がれ
□やせ細って隙間が空いている
□弾力性がなく固くなっている など

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